青木の妹と書いて忍者の姫と読みます。 (ページ40)

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ファンレターページ40

You side

少クラの撮影前。私は楽屋でファンレターを読んでいた。

入所当時は批判のファンレターがほとんどだった。でも今は応援してます!!や、これからも大好きです。等の内容だった。

でも私が今日1番に読んだ内容の物は今までにないくらい酷い内容だった。

゛Aちゃんへ

青木くんの妹だからってメンバーとイチャイチャしないでください。だいたい、Aちゃんみたいな附子が紅一点になれるんだったら私でもなれますよ。て言うか、私の方が紅一点に向いてます。さっさと辞めてください。あと、青木くんから檜山くん達取らないでください。メンバーもきっとAちゃん目障りだと思いますよ。バトン下手だし。歌もダンスも。なんでシンメが織山くんなのか気になるくらい。ということでさっさと辞めてくださいね。Aちゃんは少年忍者には要らない存在です。はぁと山村彩葉゛

この手紙を読んだ時、私は髪をセットするために座っていたドレッサーに顔を伏せて泣いてしまった。

同じ楽屋だった檜山くんとしょまくんと悠仁が気づいて来てくれた。

光成『A？どうしたの』

翔馬『どしたの、話聞くからとりあえず泣き止んで?』

悠仁『撮影の時目腫れちゃうよ？』

私が顔を上げると檜山くんは私の涙を拭ってくれて、しょまくんは優しく頭を撫でてくれて、悠仁は優しい声をかけてくれる。

私は3人にファンレターを見せた。

光成『なにこれ、酷い』

翔馬『俺たちはそんなこと思ってないから大丈夫だよ』

悠仁『A!!』

A『なに、』

悠仁『ブッサイクな顔』

A『え、ちょっと聞いた!!??檜山くんしょまくん！こいつ今姫に向かって附子って言ったよ！？』

悠仁『ほら笑った～目が腫れてブッサイクでちゅよ～』

翔馬『ほんとだあ～笑』

A『ほんっと酷い笑』

光成『お前は笑ってる方が可愛いから笑っときな？笑』

そう言って3人は私のことを慰めてくれた。