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「…テテどうしたの？」
TH「お！？言ったな！？
俺の勝ち〜〜！！」
テテは喜ぶ。
「いや、待って。よく分かんないって…！！」
だって
昨日まで金髪だったはずのテテの髪が
暗い茶色になっていたから。
TH「びっくりした？」
「うん。」
TH「"髪の色とかに囚われなくていい"だろ？
さすがに黒までには染めなかったけど。」
私は嬉しかった。
ちゃんとテテが私の話を聞いてくれていたんだなと思って。
「似合ってるよ。」
私がそう言うとテテは後ろを向いた。
TH「さ！！働くか！！」
「え？」
TH「だって俺、賭けに勝ったし！！」
「意味分かんない！！」
本気でここで働くの？
TH「安心して。金とか別に要らねぇから。」
「…いいの？」
TH「あんまりしつこく聞くと俺の気が変わるぞ。」
テテはすでにお皿を運び始めていた。
「じゃあ…よろしくお願いします。」
＿＿＿いよいよ、本当の夏が始まる。
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作者名：へばるぎ。
| 作成日時：2017年7月23日 0時
