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JK side
・
今日の帰り道は静かだ。
隣にAヌナがいないから。
JK「はぁ…」
ヌナがいない帰り道はいつもより長く感じる。
そんなことを考えていると
俺の歩く方向とは逆向きから見覚えのある人が近づいてくる。
JK「テヒョニヒョン…?」
TH「あぁ、グク。」
目の前にはテヒョニヒョンがいた。
何でこんなところに…
JK「何でここにいるんですか?」
TH「Aを送って来たから。」
JK「ヌナを…?」
ヌナはあれからテヒョニヒョンに会ってたってこと?
テヒョニヒョンは俺の肩に手を置く。
TH「あんまりノロノロしてると先越されるかもよ?」
JK「…どういう意味ですか?」
TH「好きなんだろ。
Aのこと。」
JK「…っ、そんなわけ…」
悔しいけれどテヒョニヒョンには
全てお見通しのようだ。
幼なじみだしね。
TH「ふん。なら良いけど。
俺は好きだよ。Aのこと。」
テヒョニヒョンは肩に置いた手を一度離してからポンポンと叩く。
TH「まあ、お互い正々堂々と頑張ろうぜ。」
JK「え?」
TH「宣戦布告ってやつ?」
テヒョニヒョンはニヤッと笑う。
__テヒョニヒョンにAヌナを奪われてたまるか。
俺がAヌナを振り向かせてみせる。
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作者名:へばるぎ。 | 作成日時:2017年7月23日 0時