Sea is him…? ~BTS's Summer vacation~ (ページ37)

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私とテテは家に向かっていた。

「1人でも帰れるのに…
　まだ遅くないし…」

TH「男に荷物くらい持たせろよ。」

「私、そんなにか弱い女の子でもないし…(笑)」

私たちはあんな話をしたのにも関わらず
気まずい関係になるどころか
隠し事とかがなくなってスッキリしたというか
前よりも関係は良くなったと思う。

TH「さっきのAの話だけどさ…
　あの…島に来る理由。」

「うん。」

TH「本当に誰にも話したことないんだよな？」

「そうだよ。」

TH「…グクにも？」

「うん。話してない。」

そう。グクにも話してない。

この話はグクにはしてはいけない気がした。
テテだから話せたこと。

するとテテは笑った。

「どうしたの？」

TH「…いや。何でもないよ。」

「怪しい～！！」

TH「ほら、着いたよ！！」

私たちは家に着いた。

TH「今日はグクいないんだな。」

「まだ帰って来てないんじゃない？」

TH「そっか…」

私はテテから荷物を受け取る。

「…また会えるかな？」

TH「会えるよ。

　じゃあな。」

「うん。ありがとうね。」

私はテテに手を振った。

私たちは"また会う"という約束はせずに別れた。