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「オッパか…」



私はお店で皿洗いをしながら呟く。



グクに
"オッパになれなくても頼りになれる弟になりたいから…。"
と言われてから数日が経ったがまだモヤモヤしている。




グクは昔より大きくなって男らしくなった。
だけど



「やっぱり子供なんだよな…」



年は1つしか変わらないけど。
何か放っておけない弟っていう感じがする。



そんなことを考えていると



GM「A〜」



おばあちゃんに呼ばれた。



「何〜」



私は水を止めて
おばあちゃんのところに駆け寄る。



GM「いろいろ足りない食材があってね…
  スーパーで買ってきてもらえない?
  今日はそのまま家に帰っていいからさ。」



スーパーは海から遠く離れたところにある。



「うん。分かった。」



私はスーパーにお使いに行くことになった。



とりあえず浜辺から出て行こうとしたら



JK「Aヌナ?」



後ろからグクに呼びとめられた。



「あぁ。グク。」



JK「どこ行くの?」



「スーパーにお使い。
 今日はもうこっちに戻って来ないから先に帰っててね。」



するとグクは言った。



JK「今日はちゃんと早く帰ってくるんだよ?」



「分かってるって。」



JK「気をつけてね。」



「うん。」



こうして私たちは別れた。

再会は、いつでも突然訪れる。→←兄さんになりたいお年頃



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作者名:へばるぎ。 | 作成日時:2017年7月23日 0時

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