Sea is him…? ~BTS's Summer vacation~ (ページ12)

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JK「Aヌナ、

　テヒョニヒョンのことが好きなんですか？」

「え？」

グクにそんなふうに思われると思っていなかった。
私は一瞬、動揺してしまった。

そのグクの顔は真剣だった。
いつもとは違う、その表情に少しドキッとした。

「好きだよ。」

JK「…そうなんですね。」

「でもグクのことも好きだよ。
　それにジミンのことも好き。
　だって、みんなみんな昔からの大切な"仲間"じゃない。」

私は笑ってみせた。

JK「ごめん。今のはなし。
　変なこと聞いた。」

「いや、別に…」

JK「ヌナ！！ここが分からない！！」

グクがシャーペンでトントン問題の紙を叩く。

「ここは、この前教えたじゃん～」

JK「あっ、ここじゃない！！
　こっち！！」

「それ全然先の問題じゃん。
　先にこっちの簡単なのからやりなよ。」

JK「うん。」

グクがどうにかして話題を変えようとしていることがバレバレだった。

ただ私の耳にあの言葉が残る。

"Aヌナ、テヒョニヒョンのことが好きなんですか？"