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LIE 28 ページ28
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おばさんに言われるまでギターの存在を忘れていた。
入院するときに持ってきてはいたけど弾いてなかった。
俺は久しぶりに弾いてみるかと
置いておいたギターを手にとった。
"I'd like to be everything you want"
"僕は君のすべてになりたいんだ。"
そう。すべてになりたかった。
"Hey girl,let me talk to you"
"ねぇ話を聞いて。"
"If I was your boyfriend"
"もしも僕が君の彼氏なら"
"never let you go"
"絶対君を手放したりしないよ"
手放したくなかった。
"Keep you on my arm girl"
"君を離したりしないし"
"You'd never be alone"
"君を一人にはしないよ"
一人になんかさせたくなかった。
だけど…だけど…
俺はギターをまた元の場所に置く。
俺の目には涙が流れていた。
そういえば俺がAに
この曲を弾いたとき、Aも泣いてたんだっけ？
でも、もう俺の横にAはいない。
＿一緒に歌ってたこの歌が僕の心を濡らしていく。
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ひなたお(プロフ) - 泣いてしまいました。涙 とてもいいお話で泣。これからも応援してます！！ (2017年11月26日 23時) (
レス) id: 3304c650c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：へばるぎ。
| 作成日時：2017年4月29日 19時
