今日:9 hit、昨日:0 hit、合計:106,813 hit
小｜中｜大
LIE 25 ページ25
・
そのあともぶらぶらしていたら
あっという間に暗くなってしまった。
「そういえば駅のところに
毎年キレイなイルミネーションあるよね？」
Aはスマホで検索して
"これこれ"と俺にその画面を見せてきた。
CY「帰る前に見に行く？」
「うん！！」
Aは嬉しそうな顔をする。
CY「でもその前に待って。」
俺は私の腕を掴み、
人があまりいなくて目立たない
暗い影になっているところに来た。
もうこれで最後だから…
「ねぇチャニョ…」
Aが俺の名前を呼ぶ前に
俺はその口を塞いだ。
俺は唇を離すと
目に涙が溜まっていた。
泣くな、俺。
「どうしたの急に…」
Aは背伸びをして
俺のおでこを触る。
「もしかして熱でもあるの？
具合悪い？」
CY「大丈夫。
もう今ので大丈夫になったはずだから。
行こうか。」
俺はAの手を握る。
「無理しないでよ？」
私たちは駅に向かった。
＿俺たちの終わりに向かった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 679人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「EXO」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ひなたお(プロフ) - 泣いてしまいました。涙 とてもいいお話で泣。これからも応援してます！！ (2017年11月26日 23時) (
レス) id: 3304c650c8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：へばるぎ。
| 作成日時：2017年4月29日 19時
