LIE 4 ページ4
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「すみません…」
私が教室に入ると
チャニョル君は手を止めて私の方を見た。
CY「もしかして今の聴いちゃった？」
「聴いちゃいました…ごめんなさい…」
やっぱり盗み聞きはいけないんだな…
CY「いや。謝らないで(笑)
Aさんはどうしたの？忘れ物とか？」
「え？」
チャニョル君に"Aさん"と呼ばれた。
「わ…私の名前、知ってるんですか？」
するとチャニョル君は大笑いした。
CY「ハハハッッ
Aさん最高すぎ！！
当たり前だよ。クラスメイトじゃん。」
私とチャニョル君は
別の世界を生きているっていうのが当たり前だと思っていたのに。
私は嬉しくて涙が溢れた。
CY「えぇぇぇ！！泣かないでよ！！
大丈夫？？」
私の涙は止まらない。
CY「俺はAさんの良いところいっぱい知ってるよ？
いつも教室の花に水やりをしてくれるところ。
授業が終わる度に黒板をキレイにしてくれてるところ。
図書委員ではサボってる奴ばっかなのに
当番じゃない日まで1人で頑張って仕事していれてるよね？それも。
全部全部、良いところだよ。
周りの人のために動いてくれる大切なクラスメイトじゃん。」
嘘。
誰も私のしてることに気がついていないと思っていた。
なのにチャニョル君は全部知っていた。
私はさっきよりも涙が止まらなくなった。
CY「えぇぇぇ！！困ったな…」
戸惑うチャニョル君。
「…しい」
CY「え？」
「…嬉しい……」
CY「嬉しいの？」
「…うん。
ねぇ、さっきの曲の続きを聴かせてくれない？」
するとチャニョル君はまたギターの準備をした。
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いぇべく(プロフ) - のふんさん» コメントありがとうございます。お返事が遅くなってしまってすみません>＿< いつも応援してくださってるなんて…嬉しいです！！更新、頑張りますね！！ (2017年4月29日 23時) (
レス) id: 82516c79aa (このIDを非表示/違反報告)
いぇべく(プロフ) - ももさん» コメントありがとうございます。お返事が遅くなってしまい申し訳ありません>＿< 更新、頑張りますね！！ (2017年4月29日 23時) (レス) id: 82516c79aa (このIDを非表示/違反報告)
のふん - はじめまして。のふんです。いつも応援しています！これからも頑張って下さい。更新楽しみにしています!!! (2017年3月17日 22時) (レス) id: 7627dd91ac (このIDを非表示/違反報告)
もも - とても面白いですヽ(；▽；)ノ 続き待ってます！ (2017年3月8日 3時) (レス) id: 4af01f4bdc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：へばるぎ。
| 作成日時：2016年12月23日 22時
