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5:りんご味 ページ5
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あれから時は経ち、
私は高校1年生になった。
あの日以来、
私とミンソクオッパは
距離を置くようになった。
いや。
私が一方的に避けてるだけかもしれないけど。
そしてオッパは大学生になり
一人暮らしを始めた。
もう大学生になって2年目だが
私はこっちに帰ってきてるところを見たことがない。
そんなとき。
お母さんが言った。
母「来週の月曜日はハロウィンね。」
「あ。そういえば…」
嫌な思い出しか記憶にないよ。
母「ハロウィンの日にミンソク君が
こっちに帰って来るってよ。」
「え？平日だよ？」
母「なんかAに話したいことがあるんだってよ。」
話したいことって何？
今さら何を言うの？
あきれながらも
楽しみに待つ自分がいた。
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作者名：いぇべく
| 作成日時：2016年10月31日 19時
