意地悪キャンディ。-Halloween企画- (ページ3)

今日:1 hit、昨日:4 hit、合計:6,663 hit

3:オレンジ味ページ3

・

「トリックオアトリート !!」

私は
ミンソクオッパの家のピンポンを押して
そう言った。

するとミンソクオッパが家から出てきた。

オッパは今、高校1年生である。

XM「ああ。A。
　今年はアリスなの？
　可愛いじゃん。」

ミンソクオッパは私の髪をなでてくれた。

「お菓子くれなきゃイタズラするぞ！！」

XM「ちょっと待ってね。」

ミンソクオッパは自分のポケットをあさって
キャンディを出してきた。

XM「はい。
　今日はレモン味。」

「ありがとう。」

いつものキャンディだ。

ここで帰ろうと思ったけど
せっかく家を出てきたのにもったいないな。

「オッパ～。
　家入っちゃダメ？」

聞くまでもない。
いつも入れてくれるし。

XM「家？
　えっと…」

オッパは言葉を詰まらせた。

そんなこといつもはないのにな。

「もう入っちゃうもんねぇ～」

私は返事なんか気にせずに
家に入った。

そしてオッパの部屋に向かった。

「ねぇ今日もゲームしようよ～」

私がそう言って
ミンソクオッパの部屋のドアを開けた。

すると…

「え…」

そこには女の人がいた。

焦ってこっちにミンソクが来た。

XM「A！！」

「もう…帰る。」

私は玄関へ向かった。

XM「A！！」

私はオッパの声を気にせずに外へ出た。