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2:ぶどう味 ページ2
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あれは私が小6のときのハロウィンだ。
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「これでよし。」
アリスの衣装を着て
鏡の前に立つ私。
「お母さん！！
どう？おかしくない？」
私はお母さんに最終確認をしてもらった。
母「似合ってるわよ。
これからミンソク君のところにお菓子を貰いに行くのかしら？」
「うん。」
というのも
私の近所の家はお年寄りの方ばかり住んでいて
ハロウィンという文化をあまり知らない人が多い。
だからお菓子をくれるのはミンソクオッパのとこれしかないのだ。
オッパはいつも決まってキャンディをくれる。
"またそれ？"という感じもするが嬉しい。
「じゃあ、行ってきます！！」
私は家を出た。
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作者名：いぇべく
| 作成日時：2016年10月31日 19時
