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JN「でも多分、ユンギがいなかったら
今日俺は、ここに来てないと思う。」
「え?ユンギ?」
JN「前に休憩所でユンギとあった時にユンギが俺に言ってきたんだ。
"今なら、まだ間に合うかもしれない"
"全部、ジニヒョン次第だ"って。」
ユンギ……
そんなこと言ってたなんて知らなかったよ。
「私だってそうだよ。
ユンギが今日だってわざと有給を取らせるように促してくれたし
ソクジナに会うために後押ししてくれた。」
JN「ユンギには感謝だな。」
本当に。ユンギ、ありがとう。
「そういえば…
私、ソクジナ誕生日プレゼント用意してないわ……」
JN「あー。じゃあ今、お願いしてもいい?」
「私が用意できるものなら…」
高価なものだったら、どうしよう……
ただそんな心配はいらなかった。
JN「もう1度、チャンスをくれませんか?」
「え?」
JN「もう1度……
俺の彼女になってくれませんか?」
ソクジナは私に手を差し出してくる。
答えは1つに決まっているじゃない。
私はその手を握った。
「よろしくお願いします。」
そう言うと
私はソクジナに抱き寄せられ
唇を奪われた。
ソクジナと久しぶりのキス。
「もういなくならない?」
JN「もう離さないよ。一生。」
____私たちは、もう1度あの場所で出会った。
そして、もう1度この場所からスタートする。
「ソクジナ?」
JN「ん?」
「まだ、ちゃんと言えてなかった。
お誕生日おめでとう。」
fin
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作者名:へばるぎ。 | 作成日時:2017年12月3日 0時