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JN side
・
こうして飲み会に行くのに
同じ部署の人たちと外に向かうために歩いていた。
『や〜ソクジナがやっと飲み会に参加してくれるのか!!』
俺はとりあえず微笑む。
この状況で上手く
笑えてるのかわからないけど。
『ソクジン先輩、お酒強いんですか?』
JN「俺、そこまで弱くないよ?」
『えぇ〜本当にですか?楽しみです(笑)』
もしかして今まで飲み会をパスしてた理由を
俺がお酒に弱いからなんて勘違いされてるのかな。
まあ、むしろ勘違いしてもらってたほうが好都合ではあるんだけど。
俺たちは休憩所の前を通りかかったとき。
JN「…あ。」
俺の視界に入ってきたのは
Aとユンギだった。
なんだかんだ仲良いよね、あの2人。
いや、もう俺には関係ない話のはずなんだけど…
すると一瞬、
Aと目が合った。
Aはすぐに目を逸らした。
だから、俺ももうAのことを見るのは止めた。
Aは、
俺なんかよりもユンギとのほうが上手くやっていけるかもしれないんだ。
そう自分に言い聞かせた。
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作者名:へばるぎ。 | 作成日時:2017年12月3日 0時