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JN「A…最近、隠してることない?」




「え?」




隠してること?




ふと私は、ユンギ君との会話を思い出す。




"ソクジナにとって私は負担なんじゃないかな…って。"




私はその不安をソクジナに隠してるといえば隠してるけれど…
これを言うこと自体が負担なんじゃないかな…




「そんなの…あるわけないじゃん。」



私は笑ってみせる。
するとソクジナは手にしていたフォークを机に置く。




JN「Aは、相変わらず嘘が下手くそだね。」



いつものように
優しい表情のソクジナが逆に怖い。




「嘘なんか…」




JN「A、最近ずっと辛そうな顔してる。」




「そんなこと…」



そんなことない。
とは否定しきれない。




JN「ごめんね、A。









  もう俺たち別れようか?」




分かってたよ。
ソクジナがそう言うんじゃないかって。




ソクジナは
いつものような優しい声のトーンで
"別れよう"と言った。
それがあまりにも寂しくて。




私は嫌だって否定すれば良いのに









「そうだね。もう終わりにしようか?」









____言葉は思うように出てこないものだ。

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作者名:へばるぎ。 | 作成日時:2017年12月3日 0時

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