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JN side
・
最近、いつもAは悲しそうな顔をする。
仕事中もその顔が頭から離れない。
今日は早く帰らないと…
JN「みんな!!今日は早く終わらせるよ!!
早く終わらせてリラックスして、また気持ちをリセットしよう!!」
ALL「はーい!!」
今日は絶対に早く帰るんだ。
・
JN「終わった…」
今日は定時に久しぶりに帰れる。
そう思ってスマホの画面を開くとAから連絡が来ていた。
俺は確認した。
A今日は夜ご飯食べて来ちゃうので帰りが遅れます。ごめんね。
ジン分かった。ゆっくりして来てね!!帰りは気をつけなよ?
俺は返事をした肩を落とした。
何だ。せっかく今日はAと一緒にご飯食べれると思ったのに…。
俺は家でゆっくりしようと社内から出ようとした。
下の階に降りようとエレベーターに向かって歩いていると…
JN「A…」
窓ガラスになっている壁から
外を歩いているAの姿が見えた。
JN「それにユンギ…?」
Aの横にはユンギが歩いていて楽しそうに話している。
あんな楽しそうなAの顔、久しぶりに見た。
JN「俺よりユンギのほうが良いのかな…」
誰にも聞こえない声で呟いた。
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作者名:へばるぎ。 | 作成日時:2017年12月3日 0時