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今。私たちはペアとして働いていない。
ソクジナはその実力が認められ、経験は浅いけれども
他の部署で重要な役職を任せられている。



だから会社で会う機会は減ってしまった。
別に会えないことはないけれど、私たちが付き合っていることは会社の人には内緒だから…



YG(ユンギ)「おーい。先輩!!
  さっきから何をぼーっと見つめてるんっすか?」



ただ、この後輩例外だけども。



ソクジナのあとに私のペアになったのは1つ年下のミンユンギ。
何とソクジナの高校の後輩だったということで面識があり、
私たちが付き合っていることもすぐにバレた。



「ごめん…いろいろ考え事してた!!」



YG「しっかりしてくださいよー」



「分かってるって。」



私には最近、悩み事がある。



__ソクジナは私と付き合ってることによっていろいろ辛い思いをしてるんじゃないかって。




そう思うようになったのには理由がある。



私は前にたまたま社内でソクジナを見掛けたことがある。
その時…



『ソクジン先輩〜!!
 今日こそ飲み会来てくださいよ〜!!』



ソクジナは可愛らしい女の子に話しかけられていた。



JN「行きたい気持ちは山々だけど…ごめんね?」



『え〜毎回そうじゃないですか!!』



JN「本当にごめんね?」



『まあ、仕方ないですけど…。
 他の皆さんもソクジン先輩が来なくて残念がってますよ!!いつも!!』



JN「行ける日あったら言うからさ。」



『約束ですからね〜!!』



ソクジナ…いつも飲み会断ってたんだ。
それに比べて私はユンギ君と飲みに行ったりしてた……



私は2人の後ろ姿を遠目で眺める。



「お似合いだな…」



自他共に認めるイケメンのソクジナと
後輩だと思われる綺麗な女の子はお似合いだった。
カップルだって言われたら信じてしまいそう。



「私って釣り合ってるのかな…」



ソクジナの彼女として私はしっかりやれているのか不安になったのだった。

3→←Onemore time -あの場所で- #D-DAY



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作者名:へばるぎ。 | 作成日時:2017年12月3日 0時

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