Happy Birth Day JIN！！ -BTS- (ページ3)

今日:16 hit、昨日:4 hit、合計:32,850 hit

2 ページ3

・

12月4日の朝。

JN「あれ？Aヌナは、まだ仕事に行かないの？」

私が仕事へ向かうジン君を玄関で見送ろうとすると、そう尋ねられた。

「あっ…うん。
　今日は、ちょっと遅い出勤なんだ～！！」

JN「そっか～
　じゃあ、行ってきます。」

「うん、いってらっしゃい！！
　気をつけてね！！」

ジン君は家から出て行った。

「はぁ……危ない……
　ジン君に怪しまれるところだった…」

遅い出勤なんて嘘。
今日、私は有給を取っているのだ。

「さてと！！！！
　作りますか！！」

私はキッチンに立つ。

「ハンバーグとサラダとケーキ……
　頑張れば私でも作れるでしょ！！！！」

こんな朝から夜ご飯を作るなんて普通じゃないと思うけど
超絶不器用な私には今から作り始めても時間が足りないくらいだと思う……。
絶対にジン君を喜ばせてみせる！！！！

・

・

・

夕方。
私は絶望していた。

「……最悪。」

ハンバーグは見事に焦げるし
サラダ作るのにトマト切ったら中身飛び出るし
調子にのってケーキを手作りにしたのは良いけど
スポンジはパサパサだし生クリームがベチャベチャで形が悪くなってるし……

こんなのジン君の口に入れるわけにはいかない。
そう思っていると玄関のドアが開く音がした。

嘘！？もうジン君帰ってきたの？
私は悲惨な料理たちを奥に隠してジン君のところへ向かった。