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私たちは観覧車を降りた。
気がつけば辺りは暗くなっていた。




「そういえばソクジン先輩…」



JN「オッパって呼んで?」



「…ソクジニオッパ?」




JN「うん。」



「なら、私はAで。」



JN「……A。
  なんか恥ずかしいね?(笑)」



私たちは笑う。
知らないうちに自然と私たちの手は繋がっていた。




「あっ、話を戻して……
 私、肝心なソクジン先輩…じゃなくて…
 ソクジニオッパの誕生日プレゼントを用意してなかったんです……
 何か欲しいものありますか?遅くなっちゃいますけど必ずプレゼントするので…」




JN「リクエストしてもいいの?」



「はい。」



JN「とりあえず、あそこのイルミネーションのところ行こうか?」




クリスマスも近いということで
イルミネーションが輝いていた。




「綺麗……」



JN「綺麗だね。」



私がイルミネーションに夢中になっているとき。




急にソクジニオッパに
顎をクイッとさせられ唇を奪われた。




「えっ?」



JN「誕生日プレゼントありがとう〜」



「えっ今のがですか!?」




ソクジニオッパは"ふふふーん"なんて笑いながらスキップをする。



まあ、いっか。
ソクジニオッパも嬉しそうだし私も嬉しかったし。




「ソクジニオッパ!!」



JN「ん?」









「お誕生日おめでとうございます!!!!」





____私たちは12日4日をもって、契約を破棄します。





fin

Onemore time -あの場所で- #D-DAY→←11



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作者名:へばるぎ。 | 作成日時:2017年12月3日 0時

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