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「……どうしたんです？
ソクジン先輩？」
JN「もう僕も無理。」
私は再び、ソクジン先輩に抱きしめられた。
JN「好きだ……
Aちゃんのことが。」
「え？」
今、ソクジン先輩なんて…？
JN「出会いから僕は仕組んでた。
本当は、前からAちゃんに一目惚れしてたんだ。」
ソクジン先輩からの衝撃の告白。
JN「だからわざと"契約カップル"っていう理由をつけて
Aちゃんと一緒にいれる理由を作っていたんだ。
一緒にいるうちにAちゃんの内面も分かってきて
よりいっそうAちゃんに惹かれていった。」
ソクジン先輩は顔を赤くさせる。
「私たち、全然"契約"じゃなかったんですね……(笑)」
JN「確かに……(笑)」
観覧車はもう、1番下までたどり着きそうだった。
JN「僕たち、この観覧車を降りた瞬間から
"契約"を破棄しようか？」
私はソクジン先輩の問いかけに
"はい！！"と笑顔で答えた。
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作者名：へばるぎ。
| 作成日時：2017年12月3日 0時
