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12月4日。放課後。
JN「遊園地、久々〜!!」
「私もです…!!」
私たちは約束通り、遊園地にいた。
JN「何に乗る?
ジェットコースターは?乗れる?」
実際、ジェットコースターはそこまで好きじゃない。
でもソクジン先輩のジェットコースターを見る目はキラキラしていた。
「……乗れます。」
JN「じゃあ、乗ろっか?」
ソクジン先輩がジェットコースターのほうへ歩き出そうとした時。
私はソクジン先輩の手を握った。
JN「…A?」
「何ですか?
…行きましょうか?」
いつも私から手を繋ぐなんてことなかった。
けれど"私からも手を繋ぎたい"とナナに相談したら
"別に我慢することはないよ"と言われた。
だから勇気を出してソクジン先輩の手を握った。
JN「離れないようにね?
平日だけど人、多いからさ。」
ソクジン先輩はそう言い、私の手を強く握り返した。
____やっぱりソクジン先輩は1歩先を進んでいる。
こうして私は、またソクジン先輩に勝手に1人でドキドキしてしまうんだ。
私は所詮、契約彼女なのに。
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作者名:へばるぎ。 | 作成日時:2017年12月3日 0時