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次の日のお昼休み。
この想いを思いきってナナに伝えた。



ナナ「つまりそれは…」



お昼はコンビニのパン派のナナは
コンビニで買ってきたチョコパンを口に加えながら話す。



「それは?」



ナナ「恋でしょ!!」



「え?」



…………………恋?




ナナ「自覚症状がないようだけどね、
  つまりそれはソクジン先輩のことを
  "契約彼氏じゃなくて本当の彼氏にしたいな"って
  心のどこかで思ってるってことなの!!」



「……なるほど。」




確かに
私にはもう"契約カップル"なんて耐えられないかもしれない。




「でも、どうすれば良いんだろう………」




ナナ「あんたみたいな美人でも恋に悩むのね。
  私のチョコパンでも食べて元気出しな!!!!」




ナナは残りのチョコパンを袋ごと私にくれた。




「いいの?」



ナナ「うん。その代わり私にその美味しそうなAママ手作りのお弁当の残りを食べさせて?
  毎日美味しそうでうらやましいなって思ってたのよ…」



「いいよいいよ。」




私はお弁当をナナに渡し、
チョコパンの袋に手をつけた。




その時、
ふと賞味期限のところが目に入る。



「賞味期限……」



ナナ「あぁ。賞味期限?
  そのチョコパン意外と賞味期限長いんだよね。」



「これソクジン先輩の誕生日だ……。」




12.04と書かれていた。




ナナ「12月4日なの?もうすぐじゃない?」



「うん。」




直接ソクジン先輩に聞いたわけじゃないけど、女の子たちが話しているのを耳にした。




その私の話を聞いて
急に座っていたナナが立ち上がる。



「……ナナ?」



ナナ「A!!!!それよ!!!!」



「…?」



ナナ「ソクジン先輩を









  誕生日デートに誘い出せば良いんじゃない?」

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作者名:へばるぎ。 | 作成日時:2017年12月3日 0時

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