起きないと遅刻するよ ２

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亜嵐ｻｲﾄﾞ












俺らは信じて待つことを諦めなかった。


昨日も今日も、何も変わらなかったとしても、きっと明日は、、、

と信じて、毎日毎日涼太のことを考えた。



そんな毎日が続いて、気づいたら4ヶ月も経っていた。















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亜｢涼太おはよう😊


今日は珍しく歩いてきたんだけどね、

もうすぐ桜のつぼみが開きそうなんだよなぁ。


この病院もたくさん咲くかのな？楽しみだね☺️｣










ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ……🚪








亜｢あ、龍友くんおはよーう😊｣



龍｢おはよっ😊 亜嵐くん早いなぁ笑｣



亜｢仕事前に寄ろうと思って。

……あ、また忘れてた、ごめん💧｣



龍｢いーのいーの、加湿器はヴォーカルの仕事やから。

って何回も言うとるやん笑笑｣



亜｢そうかそうか、笑笑｣











龍友くんもえらいよね、毎日欠かさず涼太のところに来ていろいろやって。


やっぱうちのヴォーカル愛やメンバー愛ってのは誰にも負けないなって思う。











龍｢早く起きないかなぁ、

やりたいこといっぱいあるねんけど笑｣



亜｢お休みがほしいだけだもんね、

いつか、おはよーって言いながら起きるって。笑｣



龍｢そうだよな、笑｣












相変わらず龍友くんは悲しそうに笑う。

その姿を見るのがつらい。



涼太の前で泣いている龍友くんは見たことないけど、1人のときに泣いてるんじゃないかなって少し心配になる。


そう思うくせに何もできない無力な自分が情けない。







早く本物の笑顔が戻ってほしいな。。。








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