起きないと遅刻するよ ２

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結局涼太くんの目が覚めないまま、3月を迎えようとしていた。


外はだんだん暖かくなってきて、寒さはどこかへ行ってしまった。














玲｢涼太くん、そろそろ春服いるんじゃない？

俺がコーディネートしてあげるよ。｣



龍｢涼太は背高いし脚も長いからなぁ、

なんでも似合ってええなぁ☹️｣



亜｢龍友くん嫉妬してんの？笑｣



龍｢別にしてねーし？？｣



玲｢じゃあヒールでも履いとけば？｣



龍｢お前ら揃ってバカにすんじゃねーぞー笑笑｣



亜｢ﾊﾊﾊﾊﾊﾊﾊﾊﾊ😂😂｣











亜嵐くんのクセ強めな笑い声が響く。

それにつられて、俺も笑ってしまった。





龍友くんもみんなも、最近少しずつだけど笑顔が増えてきた気がする。


きっとそれは、前を向いている証拠。








やっぱそうだよね、GENEは笑顔でいないと。



そうすれば涼太くんもきっと、笑顔で戻ってくるよね。









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