起きないと遅刻するよ ２

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看｢まだあまり下がってませんね、、、

しばらくは安静にしていてください。｣



亜｢今日退院できないんですか？｣



看｢熱に加えて症状が悪化するといけないので、

今日中には難しいかもしれないですね……｣



亜｢なるほど、、わかりました。

ありがとうございます。｣










亜嵐くんと看護師さんが話をしているときに少し思い出した。



たしか、1回目に起きたとき、周りにはみんながいた。


わざわざ集まってたってことは、、、












龍｢亜嵐くん、昨日のこと……みんなに話したん、？｣



亜｢え？｣







亜｢……うん、話した。｣



龍｢……｣



龍｢みんな怒ってたやろ、｣



亜｢全然。

みんなね、龍友くんのこと心配してたよ。


多分今日も誰か来るんじゃない？｣



龍｢え、？｣











心配してた？僕のこと、？


こんな僕のことを？





………あれ、涼太は？


涼太のとこ、行かないと、、、











亜｢気まずい、？｣



龍｢いや、｣



亜｢ちょっとちょっと！！、

いきなり起き上がっちゃダメだよ、！｣



龍｢涼太んとこ、行かないと｣



亜｢しばらく安静にしててって言われたでしょ？

今日はメンディーくんと玲於が様子見ててくれるって。

だから、しっかり体調治してから行こう？｣



龍｢……｣




龍｢でも僕、みんなに対しても涼太に対しても

あんなひどいこと言ったから謝らないと｣



亜｢龍友くんは何も謝らなくていいよ。｣



龍｢え、？｣













何も謝らなくていい、って、、、



でも…………

















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