妖美な彼は鬼人の兄 (ページ9)

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約束の日

Vo「起きてシグ遅れてしまうよ」

『んッヴォックおはよう』

Vo「あぁおはよう｡良く眠れたか?」

『あぁそれはもうぐっすりと』

Vo「それは良かった｡さあ荷物を持って行くぞ」

『何処にだい？』

Vo「皆に会いに行くんだろう?」

『…そうだったごめん』

『今すぐ支度をするよ』

Vo「分かった玄関で待ってるよ」

『あぁ』

『悪いねお待たせ』

Vo「さあ兄さん行こうか？」

『なぜ手を､?』

Vo「シグが迷子にならないようにだ」

『なっ、！子供じゃないから大丈夫だ！///』

Vo「すまない気を悪くしたなら謝る｡だが久しぶりの"兄"との遠出だからつい舞い上がってしまって」

『ん〜気持ちは嬉しいよでも兄としては弟に守られるなんて情けなくて嫌なんだよ』

Vo「あぁ…その、兎に角行こう」

『そうだな…ヴォック隣を歩いてくれるかい？』

Vo「勿論だとも」

『本当に楽しみだ』

Vo「それは良かったきっと楽しい1日になるよ」

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