作戦 ページ22
対戦表を二人の間に散らばしたままベッドへ倒れ込む。
柳に倒されドアが騒々しく開いたことでみんながお風呂から上がったことと、柳が言っていた作戦で身体を布団へ投げ飛ばされたんだということに気がついた。ギュッと目をつぶり入ってきた人の動向と、柳の動きに耳をそばだてた。
｢って、寝てんじゃないっすか〜｣
｢ホントだ｣
｢余程疲れてたんっすかね｣
｢蓮二！れ〜んじ！起きて！｣
幸村は蓮二の肩を揺する。
｢自分が綾瀬には何もするなって言ってたくせに同じベッドで寝ちゃうんだから｣
｢…人聞きが悪いな、対戦表について話し合っていたら盛り上がってしまって、睡魔に負けついつい寝てしまっただけだ…｣
｢俺たちもう風呂に入っちゃったよ！お前達も早く風呂に入っておいで｣
赤也がA先輩〜と綾瀬を揺すり起こす。綾瀬はさも今起きました風を装って目を開いた。
｢おはよ〜ございますA先輩｣
｢あっ、赤也くん…ごめん。ついつい眠くて寝ちゃったや……｣
｢別にいいっすよ。疲れてましたもんねずっと｣
｢う、うん…｣
｢柳になんもされとらんか？｣
ドアからひょっこり覗いた仁王が話しかけてきた。
｢何かってなんだよ｣
｢むっつりスケベだからな｣
｢んな馬鹿な。俺は男だぞ｣
そう答えている間に立ち上がっていた柳が仁王の頭を叩いた。綾瀬は対戦表を纏めると幸村に渡たす。
｢これ仮のチーム編成。良かったら確認しておいてくれ｣
｢あぁ、ありがとう綾瀬｣
｢じゃあ俺たちは風呂に行くね。ごめんな一緒に入れなくて｣
綾瀬は申し訳なさそうに眉毛を下げて薄く微笑んだ。
柳は｢いや、俺はやることが増えたから後から入る｣と言って自室の方へ戻っていってしまった。
さぁ、出た出た。と綾瀬に背中を押されて全員が部屋から出てこの騒ぎは柳の努力で幕を閉じた。
綾瀬はそのまま浴場へ行き、いつものように女性用の風呂に入った。まぁ、つまりはそういうことである。
今頃柳も男用の風呂に入っているだろう。
────
以前から言っていた通りpixivに花ざかりの王子たちへ�‐紊欧討泙后�
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墺士(プロフ) - ふれあさん» コメントありがとうございます！ゆっくり更新ですが、気ままにお待ちください！ (5月1日 18時) (
レス) id: 6957722078 (このIDを非表示/違反報告)
ふれあ(プロフ) - 毎日の楽しみになってます！更新大変でしょうが頑張ってください！待ってます(*^^*) (4月11日 3時) (レス) id: eb7563639c (このIDを非表示/違反報告)
墺士(プロフ) - ぱーぷる姫さん» コメントありがとうございます！！続き投稿遅くなっておりますが気長にお待ちください😣 (2月20日 22時) (レス) id: 6957722078 (このIDを非表示/違反報告)
ぱーぷる姫(プロフ) - 全部一気に1日で読んでしまいました。続きを心の底からお待ちしてます！ (2月15日 20時) (レス) id: 4d7ac923b9 (このIDを非表示/違反報告)
墺士(プロフ) - ゆーき。さん» 挨拶ありがとうございます。あけましておめでとうございます。私の読者の皆様には道を踏み外してほしく無く、意見を出させて頂きました。特に誹謗中傷があったわけではありませんので深く考えず、このまま応援してくださると嬉しいです😊♥️ (1月15日 17時) (レス) id: 6957722078 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：墺士 | 作成日時：2024年1月6日 19時
