2-㊿ ／愛を囁くなら大きな声で�� ページ50
｢と、言うわけで接吻にしてみました｣
藤内はニコニコ笑って呆けていた凪彦へ向き直る。
｢……俺は妖者の術に厳しいわけじゃない、得意なだけだ｣
｢それなのに凪彦先輩ってば、いとも簡単に他の人に唇を許すんですもん！！酷いです！｣
言葉を無視してプクーと頬を膨らませた藤内の頭へ手を乗せる。
なるほど、だからあれほどまでに三之助やタカ丸に対して怒っていたのか。自分が設定にのめり込むのを知っていたとは誤算であった。しかし今回の実習は殆ど凪彦という人間そのままだったので、巧くいかなかったのだ。
｢なら、今ので課題クリアだな。流石浦風だ、そんなことまで予習していたとは｣
｢予習のことならこの浦風藤内におまかせあれ！｣
｢……三年生も侮れんな…｣
胸を叩いて体を仰け反らせた藤内はエッヘンと得意げになり、隣の数馬は照れくさそうにえへへ…と笑う。
その様子に凪彦はクスクス笑って二人と手を繋ぎ直すと口を開いた。
｢さ、小松田さんの入門票に名前を書くまでが実習だぞ｣
三人は手を繋いだまま、忍術学園の門に向かって仲良く駆けて行った───。
｢あ、凪彦｣
｢ん？なんだ喜八郎？｣
｢そのほっぺの、みっともないから拭けば？｣
実習が終わってすぐ廊下で一緒になった喜八郎にそう指摘され、大急ぎで袖で拭う。期せずしてタカ丸に言ったことが自分に返ってきて情けなくなる。
その上、そういやコイツに情報売られたんだったと思い出してジト目で睨んでしまった。
────────
愛を囁くなら大きな声で��
作法二人｢本当は奢ってあげるつもりだったんでしょ｣
はい、というわけで話数いっぱいになり、キリがいいので続編に移行します。
ハートの量でどの話が人気か大体わかるんですが、1話1話にキャラクター出しすぎて2-��なんて兵助が良かったのか三郎が良かったのか滝夜叉丸が良かったのか忍装束を脱がされたのが良かったのかワーワー言ってるのが良かったのか分かりませんね笑
オチキャラでも予想してみてください。結構わかりやすい気もしますが。夏休みが終われば完璧に分かると思います。
結構早い段階で愛囁�，覇簓Г両霾麋鷂�開にしちゃったんですが公開した方がいいですかね？需要があれば再公開 ̶し̶ま̶す̶。⚠️しました。
PS
(鉢屋三郎は組み伏せたいけど、不破雷蔵は抱きたいですよね)
同じ性癖の人は☆押していってください🌟🤗
─墺士─
続編へGo✊
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墺士(プロフ) - 夜ながながさん» コメントありがとうございます！応援よろしくお願いします🤍 (12月11日 13時) (
レス) id: 6957722078 (このIDを非表示/違反報告)
夜ながなが(プロフ) - 続編おめでとうございます！そしてありがとうございます！とても大好きな作品です🫶🏻💖これからも応援しています！ (12月11日 12時) (レス) id: ebecf52502 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：墺士 | 作成日時：2023年12月11日 10時
