44話 ページ45
そうして完成したケーキをお皿に乗せていた所に
マルコやイゾウ達がぞろぞろと食堂に入ってきた
みんな私が食堂にいることに少し驚いて、でも懐かしい様に見られた様にも感じる
「母さんおはようよい」
「母さんおはよう」
『おはようマルコ、イゾウ』
とマルコとイゾウが挨拶するとその後に続くように息子達が元気よく挨拶してきた
「「母さんー！！おはよう！！」」
『ふふっ、朝から元気ね、みんなおはよう』
と子どもっぽい姿を見てつい笑ってしまう
いつまでたっても起きてこない、エドさんと満桜と桜月の3人
《流石に起こしに行った方がいいのかな》
『マルコ、私エドさん達を起こしに行ってきます』
「ああ、よろしく頼むよい」
食堂を後にしてエドさん達の部屋に向かう
コンコンとノックをして
『エドさん？満桜ちゃん？桜月くん？起きてますか？』
と声をかけてみたけども返事かない
仕方なくドアを開けてベットを見る
そこには幸せそうに寝る双子の姿とその2人を大きく包むエドさんの姿があった
《なんて幸せそうな親子なんだろ》
そう思う反面、似ているだけの私には踏み込めない所だと思う
『私は…この幸せな家族を壊さないようにしないと』
それがこの1ヶ月の約束
それよりも早く起こしてあげないと、せっかく作ってしまったものが冷めてしまう
『エドさん、満桜ちゃん、桜月くん、起きてご飯出来ましたよ』
と体を揺らすと双子は目をこすりながら眠たそうな声で
「「はーい…」」
とベットから立ち上がり食堂に向かった、エドさんにいたっては全く起きて貰えなかった、仕方ないのでもう少し近づいて声をかける
『エドさん…朝ご飯できましたよ！起きてください』
と言うと私はエドさんに腕を引かれて、エドさんの胸の中にすっぽりと収まってしまった
『え、ええどさん？///』
きちんと言えてなかったが恥ずかしさが勝っていてそれどころではなかった
押してもビクともしないエドさんの体は寝ていたのでとても暖かくて…
《心臓の音がうるさい///》
そんな時小さな声でエドさんが……
「Aいたのか…」
エドさんは寝ぼけて私とAさんを間違えていた
そう気がついた時私はこう言っていた
『…Aさんって言うんですね、満桜ちゃんと桜月くんのお母さんは』
Aさんは…あなたはこんなにも愛されて…ああ…
《私もこんな風に愛されたい》
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mechn(プロフ) - シンアさん» かなり遅くなってしまってすみません(´･ω･`)少しずつですけど最後まで書こうと思ってますのでよろしくお願いします (2020年10月31日 18時) (
レス) id: 7a43b250e5 (このIDを非表示/違反報告)
シンア - あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。更新楽しみにしています (2020年1月7日 15時) (レス) id: 1bb7d04db9 (このIDを非表示/違反報告)
シンア - これからも更新楽しみに待っています。体に気をつけて下さい。 (2019年10月2日 3時) (レス) id: 1bb7d04db9 (このIDを非表示/違反報告)
シンア - 更新楽しみにしてました(^-^)(^-^)有難うございます！早く記憶が戻って欲しいです。双子ちゃん可愛い(^-^)(^-^) (2019年10月2日 3時) (レス) id: 1bb7d04db9 (このIDを非表示/違反報告)
mechn(プロフ) - 桜さん» 面白かったと言って頂けてとても嬉しいです。ありがとうございます(*´艸`) (2019年9月14日 14時) (レス) id: 5a4a66e7c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mechn x他1人 | 作成日時：2018年3月17日 17時
