43話 ページ44
次の日の朝、あまりにもドキドキしてしまい眠れない夜だったせいか早めに目が覚めてしまった。
時間にしたら朝の4時頃だろうか
《もう、眠れそうにないなぁ…》
と思い、上半身を起こそうとしたが双子ががっちりと私の体や服を握っていた
《これじゃ動けないなぁ》
なんて思いつつも一生懸命に握りしている姿がとても可愛くてそっと2人の頭を撫でた
起きてしまったので優しく2人の手を取り、朝食の準備でもしようと立ち上がる
《ああ、急にいなくなったら心配するかしら…メモでも置いて…》
【朝食を作りに食堂へ行っています】
と目に着きやすい所へメモを置き私は食堂へ向かった
部屋から出で長い廊下を真っ直ぐ行くと大きな扉があるここが食堂の部屋だ
既にお皿の音やフライパンで何かを焼く音が聞こえてくる
『ここであってるみたい』
コンコンとノックをして部屋に入るとそこにはサッチ達4番隊のみんなが料理を作っている
「うぉ？！か、母さん？！」
サッチは私を見てかなり驚いた様子だった
『母親として料理くらいしないとと思いまし…いや、思って』
ぎこちなさが取れない感じでまだ敬語を使ってしまいそうになる
「……っ、、そうか！じゃあ"フルーツむいてくれないか？"」
少し私を見たとにサッチがそう言ってくれた
『ええ、もちろん』
「少し待っててくれ！持ってくるから！」
少しして沢山のリンゴを持ってきてくれた
沢山のリンゴを見て私は…
『こんなに沢山りんごがあったらお菓子を作れそうね』
「おお！いいじゃねぇか！母さん、ぜひ作ってくれよ」
『え？…そこまで言うなら、わかったわ』
「楽しみにしてるぜ！」
まさかそんなことを言われるとは思わなかったので驚いたがせっかくなので作ることにした
まずはスポンジケーキをつくり、そして中に入れるリンゴのコンポートを入れる
周りのは生クリームをいっぱいつけて
そしてリンゴを色んな形に……あれ？
前もこんな風に作ったかしら
前も……？
しかし、記憶をなくした後もレシピが頭の中にあり
不思議に思ったことはあったが特に気にすることも無く過ごしていたので…
《でも、確かにこのケーキは海軍にいた時もよく作ってたし…勘違いかな？》
と、自分の中に少し感じた違和感はケーキを作っている間に忘れてしまうものだった
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mechn(プロフ) - シンアさん» かなり遅くなってしまってすみません(´･ω･`)少しずつですけど最後まで書こうと思ってますのでよろしくお願いします (2020年10月31日 18時) (
レス) id: 7a43b250e5 (このIDを非表示/違反報告)
シンア - あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。更新楽しみにしています (2020年1月7日 15時) (レス) id: 1bb7d04db9 (このIDを非表示/違反報告)
シンア - これからも更新楽しみに待っています。体に気をつけて下さい。 (2019年10月2日 3時) (レス) id: 1bb7d04db9 (このIDを非表示/違反報告)
シンア - 更新楽しみにしてました(^-^)(^-^)有難うございます！早く記憶が戻って欲しいです。双子ちゃん可愛い(^-^)(^-^) (2019年10月2日 3時) (レス) id: 1bb7d04db9 (このIDを非表示/違反報告)
mechn(プロフ) - 桜さん» 面白かったと言って頂けてとても嬉しいです。ありがとうございます(*´艸`) (2019年9月14日 14時) (レス) id: 5a4a66e7c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mechn x他1人 | 作成日時：2018年3月17日 17時
