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42話 ページ43

私が母代わりになり一日目の夜が来た



『確か…この部屋だったよね』




エドさんと同室ということにドキドキしている自分がいる




《べ、別に2人きりじゃないし、満桜ちゃんと桜月くんもいる》




ドアの前で考え込んでいると後ろから声がした




「おい、入らねぇのか?」




その声に驚いで振り向くそこにはエドさんがいた



『は、入ります!!』


「じゃあ行くぞ」


『えっ?!』



エドさんは私の腕を引っ張り部屋に連れていき


そしてそのままベッドに連れていかれた



『あ、あの…』


「……」


何も言わずにただ私を見るエドさん





《えええ…待って待ってまさかね??》





戸惑いを隠せない私…何か言わないとと思い出し声を出そうと思った時



「隣で寝て構わないのかァ?」


エドさんは小さな声で言った




「お前はまだ俺が怖ぇだろ…」




ああ、なんて優しい人なんだろ、私のことを気遣ってくれている


そんな人を拒んでいいのだろうか



『エドさん…私は大丈夫ですよ、エドさんのこともう少しも怖くはありません』




その言葉に驚いでいる様子のエドさん


そしてゆっくり優しい笑顔に変わった




「じゃあ遠慮なく隣で寝るが、どうなっても知らねぇからなァ?」


『え?!それって!!』


「グラララ!!冗談だァ、なんもしねぇよ」


『もう!からかわないで下さい////』




そんなことを話している時、満桜と桜月が部屋に来た




「ママがいるー!!」

「ママこれよんで!!」



と私の所に飛びついてきた



『いいよ、読んであげるから隣に座ってね』




「「うん!!」」




2人に絵本を読んであげて、2人を寝かしつけた





自分の子ではないはずなのに、この子たちは本当の母親のように接してくれる




《嬉しいなぁ》



嬉しいそうに幸せそうに眠る2人を見ていたら私も寝むたくなってしまった





『…エドさんおやすみなさい』



「ああ、おやすみ」




エドさんに優しく頭を撫でられ私は眠りについた




「寝ちまったかァ…」




そう言いながらずっと頭を優しく撫でる



今まで触れられなかったからかずっと触れていたい気分にさせられる




「このままお前が……」




最後までいってしまうとダメな気がした




「これ以上はやめておこう…」




Aと桜月と満桜の寝顔を見てから最後にAにキスをして俺も眠りについた




エドさんが眠った後に私は…





《どうしよう目が覚めたなんて言えない…////》

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mechn(プロフ) - シンアさん» かなり遅くなってしまってすみません(´・ω・`)少しずつですけど最後まで書こうと思ってますのでよろしくお願いします (2020年10月31日 18時) (レス) id: 7a43b250e5 (このIDを非表示/違反報告)
シンア - あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。更新楽しみにしています (2020年1月7日 15時) (レス) id: 1bb7d04db9 (このIDを非表示/違反報告)
シンア - これからも更新楽しみに待っています。体に気をつけて下さい。 (2019年10月2日 3時) (レス) id: 1bb7d04db9 (このIDを非表示/違反報告)
シンア - 更新楽しみにしてました(^-^)(^-^)有難うございます!早く記憶が戻って欲しいです。双子ちゃん可愛い(^-^)(^-^) (2019年10月2日 3時) (レス) id: 1bb7d04db9 (このIDを非表示/違反報告)
mechn(プロフ) - 桜さん» 面白かったと言って頂けてとても嬉しいです。ありがとうございます(*´艸`) (2019年9月14日 14時) (レス) id: 5a4a66e7c9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:mechn x他1人 | 作成日時:2018年3月17日 17時

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