36話 ページ37
それから、お母さんとしての生活が始まった
他の息子さん達も驚いていたけども、すんなりと「親父がそういうのならと」私の事を母さんとまで呼んでくれた
「まあ、親父がそういうのならいいよい、よろしく母さん」
「そうだな！オヤジか言うならいいぞ！よろしくな！母さん！」
「よーし！今日は宴だなぁ！期待して待ってろよ！母さん！」
『これから１ヶ月よろしくお願いします』
「俺達の母さんなんだ、敬語はおかしいだろうよい」
『はい…いや、うん！分かったやめる』
「おう」
《エドさんの力って凄いなぁ》
桜月くんと満桜ちゃんも１ヶ月だけいると言うととても嬉しそうに私に抱き着いてくれた
ギュッ
「ほ、ほんとに？！！」
「うそじゃない？！」
『うん、１ヶ月だけだけどね』
「きょうはいっしょにねよう！！」
「うん！！やくそくだからね！！」
『うん！一緒に寝ようね』
こんなにも喜んで貰えるなんて思っていなくて
少し戸惑いを隠せないけども、私は精一杯「お母さん」を努めようとした
《１ヶ月間だけど…頑張ろう》
エドさんが部屋を用意してくれると言ったけど、まさかのエドさんと同室というのにはかなり驚いた
『えっ……同室なんですか？！！』
「今、空いてる部屋の修理をしてんだァ どっかの馬鹿が転けてて部屋をぐちゃぐちゃにしたらしい」
『…わかりました』
「俺と一緒は嫌かァ？」
『えっ？…め、滅相もございません！////』
「グラララ そうかァ 滅相もねェか」
「まあ、桜月と満桜も一緒にいるから別に二人きりって訳じゃねェ」
『そうなんですね…』
私は少しほっとしたような、でもちょっと残念な気持ちに…
《…なんで残念？》
「なんだ、二人きりがよかったァ？」
エドさんはニヤリといじわるな顔をする
『べ、べつにそんなこといっちゃっ////』
あまりに動揺してしまい、何を言ってるか自分でもわからない、舌を噛んで痛い…
《噛んだぁ…痛い…》
「グラララ！！ おめェは面白いやつだなァ おめェと居ると退屈しねェ」
『なんでそんないじわるするんですか？！』
エドさんは私の頭をポンポンした
「おめェの反応が面白ぇからだァ｣
『もう！やめてください！////』
「嫌だねェ」
『もう…ふふっ』
｢グラララｯ｣
こんなに楽しくていいのかな？
私はただの似ている人なのに
本当のお母さんの代わりでしかないのに
《そう思うと寂しいな…》
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mechn(プロフ) - シンアさん» かなり遅くなってしまってすみません(´･ω･`)少しずつですけど最後まで書こうと思ってますのでよろしくお願いします (2020年10月31日 18時) (
レス) id: 7a43b250e5 (このIDを非表示/違反報告)
シンア - あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。更新楽しみにしています (2020年1月7日 15時) (レス) id: 1bb7d04db9 (このIDを非表示/違反報告)
シンア - これからも更新楽しみに待っています。体に気をつけて下さい。 (2019年10月2日 3時) (レス) id: 1bb7d04db9 (このIDを非表示/違反報告)
シンア - 更新楽しみにしてました(^-^)(^-^)有難うございます！早く記憶が戻って欲しいです。双子ちゃん可愛い(^-^)(^-^) (2019年10月2日 3時) (レス) id: 1bb7d04db9 (このIDを非表示/違反報告)
mechn(プロフ) - 桜さん» 面白かったと言って頂けてとても嬉しいです。ありがとうございます(*´艸`) (2019年9月14日 14時) (レス) id: 5a4a66e7c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mechn x他1人 | 作成日時：2018年3月17日 17時
