28話 ページ29
この生活が始まって早数年…
もうこの生活に慣れてきた頃、私は海軍の船に乗るようになった
まあ、私の役割はちょっとした調理補佐だったり、掃除したりなんだけどね
そう思いながら掃除をしていると
「ねぇ、ライラちゃん…」
少し低い声の主が私の名前を呼ぶ
『どうかしましたか？クザンさん』
「なんか甘いもんない？」
『甘いもの…例えば何がいいでしょうか？』
｢冷たいのがいいな｣
『ゼリーでも作りましょうか？』
「いいね！じゃあコーヒーで」
『ふふっ かしこまりました』
「俺も一緒に作る」
『はい、一緒に作りましょう』
私は掃除を一旦中止し、コーヒーゼリーを作るための材料を用意した
まず、ドリップコーヒーと砂糖とゼラチンを鍋に入れてよくかき混ぜながら中火でかける
そして、粗熱を取ったら、器に移して冷やすために冷蔵庫に入れようとしたら
「あ、それ俺なら一瞬で出来る」
『えっ？そんな事もできるんですか？』
「まあ、かしてみて」
クザンさんが器をもつと、一瞬でゼラチンが固まっていた
『す、凄い…いつ見ても驚きます』
「こんなの普通だよ笑」
《クザンさんがいれば冷蔵庫いらないなぁ笑》
『じゃあ、あとはホイップとチョコレートソースですね！』
私はホイップクリームを作り、そしてチョコレートソースとミントも一緒に飾り付けした
「おお！凄いじゃん！お店みたい」
『ありがとうございます、どうぞ食べてみてください』
｢うまっ さすがライラちゃん！｣
『喜んでもらえて嬉しいです』
そんな時、船が騒がしくなった
｢クザン大将ー！！！海賊です！！｣
海兵さんがクザンさんを呼びに来た
｢海賊の名は？｣
｢はい！"白ひげ海賊団"です！！｣
《白ひげ…まただ》
｢白ひげか、こりゃまた厄介なやつだな…ライラちゃん危ないから出てきたらだめだよ？｣
『は、はい！』
《白ひげ海賊団か…いつも名前を聞くと気になってしまうのはなんでだろう》
『白ひげ…』
私はこの仕事を初めてよく聞くことが増えてきた名前の1つ
『白ひげ海賊団ってどんな人達なんだろう…』
私は首から下げだシルバーリングを撫でながら小さな声で呟いた
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mechn(プロフ) - シンアさん» かなり遅くなってしまってすみません(´･ω･`)少しずつですけど最後まで書こうと思ってますのでよろしくお願いします (2020年10月31日 18時) (
レス) id: 7a43b250e5 (このIDを非表示/違反報告)
シンア - あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。更新楽しみにしています (2020年1月7日 15時) (レス) id: 1bb7d04db9 (このIDを非表示/違反報告)
シンア - これからも更新楽しみに待っています。体に気をつけて下さい。 (2019年10月2日 3時) (レス) id: 1bb7d04db9 (このIDを非表示/違反報告)
シンア - 更新楽しみにしてました(^-^)(^-^)有難うございます！早く記憶が戻って欲しいです。双子ちゃん可愛い(^-^)(^-^) (2019年10月2日 3時) (レス) id: 1bb7d04db9 (このIDを非表示/違反報告)
mechn(プロフ) - 桜さん» 面白かったと言って頂けてとても嬉しいです。ありがとうございます(*´艸`) (2019年9月14日 14時) (レス) id: 5a4a66e7c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mechn x他1人 | 作成日時：2018年3月17日 17時
