21話 ページ22
その日の夜は双子のはじめてのおつかいを祝い、宴が始まった
「今日は宴だァァァ！！！」
「「おおおお！！」」
「うたげたぁ！！」
「うだげ！！」
双子達もみんなを真似して大声をだす
『ふふっ やっぱりこうなるのね』
私は盛り上がっているみんなが乾杯する姿を見ていた
「おい！桜月！満桜！俺からのお祝いだぜ！」
そう言ってサッチは可愛くデコレーションされたパンケーキを持ってきた
「サッチこれなーに？」
「きーくんはチョコがいいー！」
「これはな、パンケーキっていうんだぜ！」
「ぱんけーき！！」
「そう、お前らの好きなイチゴとチョコを用意したから食べな！」
「「サッチあーと！！」」
そう言って嬉しいそうにパンケーキを頬張る2人
「おいひぃ」
「うんまぃ」
「マジ天使だぜ…！」
それからもっと宴は盛り上がり、そして月が高くのぼる頃にはみんな静かに寝てしまっていた
『みんな寝ちゃいましたね』
「ああ、そうだなァ」
『明日は二日酔いにならないといいけど』
「俺らの息子達はそんなに弱くねェ」
『ふふっ それもそうですね』
その時エドさんは静かに上を見上げていた
私もつられて上を見ると、綺麗な満月が大きく黄色に光っていた
『今日は満月なんですね』
「ああ、そうみてぇだな」
少しの沈黙の後にエドさんが
「月が綺麗だなァ」
と言った、私はエドさんは知らないと思い興味本位でこう返してみた
『…そうですね、"月はずっと綺麗ですね"』
《エドさんはきっとそう意味で言ってないって分かってるけど…なんだか恥ずかしい////》
「……今日は暖けェな」
『そうですか？今日はどちらかといえば肌寒…えっ？！////』
「Aは、違うのかァ？」
『いや、ええっと、今日は…"暖かいですね"////』
「そうかァ」
エドさんはニヤリと笑い、お酒を1口飲んだ
私はそれがなにを意味しているか、少しだけ理解できた
《気がついてる…///》
『エドさんは本当にずるい人です…』
「だから俺は海賊だァ、ずるくて何が悪ぃそれに…」
そう言ってエドさんは私を抱きしめて、私の耳元でた囁いた
「俺よりもお前の方がずるいかもなァ？」
『それは…っ？！///』
chu
スキをされたと思ったらまた耳元で
「"死んでもいいぜェ"？」
『私も"死んでもいい"///』
これは2人にしかわからない言葉になりました
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mechn(プロフ) - シンアさん» かなり遅くなってしまってすみません(´･ω･`)少しずつですけど最後まで書こうと思ってますのでよろしくお願いします (2020年10月31日 18時) (
レス) id: 7a43b250e5 (このIDを非表示/違反報告)
シンア - あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。更新楽しみにしています (2020年1月7日 15時) (レス) id: 1bb7d04db9 (このIDを非表示/違反報告)
シンア - これからも更新楽しみに待っています。体に気をつけて下さい。 (2019年10月2日 3時) (レス) id: 1bb7d04db9 (このIDを非表示/違反報告)
シンア - 更新楽しみにしてました(^-^)(^-^)有難うございます！早く記憶が戻って欲しいです。双子ちゃん可愛い(^-^)(^-^) (2019年10月2日 3時) (レス) id: 1bb7d04db9 (このIDを非表示/違反報告)
mechn(プロフ) - 桜さん» 面白かったと言って頂けてとても嬉しいです。ありがとうございます(*´艸`) (2019年9月14日 14時) (レス) id: 5a4a66e7c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mechn x他1人 | 作成日時：2018年3月17日 17時
