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1日目 ページ2

『お疲れ様でーす。』

アニメの収録が終わりスタジオから出ようとしたところに後ろからバタバタと走る音がした。

中井「ちょっと待って!A」

「あやねん?そんなに急いでどうした?急遽仕事?」

中井「いや……すっごい言い難い事なんだけど。お母さんに家バレたって。」

「……はぁ!?」

What? 私の耳がおかしくなったのかな??家がバレた??

私の家は代々ずっと医者の家系らしく私も医者になるであろうと思われていた。しかし、私は声優になりたいと思い親に告げたところ大反対され半ば縁切りのような感じで家を出てきた。母親はそれに気が狂って閉まったようで私を家に連れ帰るためにずっと探しているらしい。

『え?バレたってことはやばいよね??』

クシュ

『へ??』

鈴木「わり…。ちょっと話聞いちまったわ」

気まずそうに出てきたのは鈴木の達央さん。

鈴木「聞く気は無かったけどさ…ここ通らねぇと俺帰れねぇんだよな。」

『あー、なるほど。別に大丈夫ですよ!隠してる訳では無いですし』


元々家の事情は隠してた訳ではなく聞かれないから言っていないだけで聞かれたからと言ってまずいということは無い。

『あー、でも家どうしよう。しばらく帰れないかな…流石にホテル暮らしは嫌ですね』

なんて、達さんに心配をかけたくなくて少し茶化したように言う。

鈴木「ふーん。じゃあ俺達ん家来る?一時的でもいいし。」

『え??それって…同棲??』

鈴木「ブッ…!」

『え、汚!?』

達さん!?なんで吹いた!?

鈴木「あれ?お前に言ってなかったっけ?俺シェアハウス住んでるんだよ」

『あー、シェアハウスかー。ってシェアハウス!?そんなんあったの?』


そんなんあったとか聞いてないよ!!誰が住んでんだよ!

鈴木「で?どうする?」

『えーと、不束者ですがよろしくです?』

私小野Aは嫁ぎます…じゃなくてシェアハウスに住むことになりました。

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Mai(プロフ) - 初めましてo(^-^)o続き楽しみにしてます☆ (2018年11月14日 2時) (携帯から) (レス) id: 01f450082e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:銀猫 | 作成日時:2018年11月13日 23時

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