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《 YG Side 》
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「…寝た？」
『……』
「…ふっ 早ぇよ笑」
飯も食って風呂も入って。
つまみとか酒を持ってテレビの前に集合して20分経った頃、隣でウトウトしてたAが完全に落ちた笑
まぁ、さっきもまだ寝足りなそうだったしな。
俺の膝に寝かせて、私の頭や頬を撫でながら映画を観る。
もう無意識だなこれ。
気付くとこいつのどこかを撫でてる苦笑
マジでスベスベで気持ちいんだよなー。
「…こんな無防備な顔しやがってよ、」
むにっと頬を摘むと嫌そうに眉間に皺がよる。
「なんだよ、嫌なのかよ」
『…んーっ、』
「わーったよ…」
『…っ、ゆん…、』
「んー…？」
『……ん〜、』
寝言か。
くるんと腹の方に寝返りをうって俺の背中に腕を回すと、落ち着いたのかまたスースー寝息を立て始めた。
そんなこいつの背中をトントンと軽く叩きながら、また酒を呑む。
画面の中で男女のやり取りを聞きながら、ふと……
「……来月か、」
Aの元彼の命日。
自分の失敗をこいつのせいにして傷付けた挙句、目の前で死 にやがって…っ、
どんだけこいつの傷が深いかあいつは分かってねぇんだよ。
それが何より許せねぇ。
そして何よりAが心配。
また不安定に自分のせいにして発作を起こすんじゃねぇかって…
それだけならまだ可愛いもんだけど、去年はリハだけだからってあいつと別行動だった日で、急に連絡がつかなくなったと思ったら、奴が死 んだ場所で苦しそうに蹲ってたのをジョングガが見つけた。
ソロのリハだったのもあったし、周りのスタッフもAの状況を知らない人しか居なくて、何とか説明してもこっちの時間が無いからと抜けられなくて、
メンバーに頼んで総出で探して貰った。
リハ終わりに宿舎に居るっていう連絡を貰って急いで行った時のあのAの目……
怖かった……
こいつが壊れた気がして……
あいつのせいで……Aがこんなに苦しんでんのに…
光を無くして、何も見えてないかの様なあの目はもう見たくない。
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b - 更新楽しみにしています！ (2021年11月25日 17時) (
レス) @page42 id: 8b66e0fc7b (このIDを非表示/違反報告)
Erena(プロフ) - ユンさん» ありがとうございます！最近ちょっとバタバタしてしまって更新出来てないんですが…頑張ります！！ (2021年7月23日 8時) (レス) id: c501430c39 (このIDを非表示/違反報告)
ユン - とても面白くて最高です！！更新頑張ってください！！ (2021年7月22日 22時) (レス) id: bd968f8ac0 (このIDを非表示/違反報告)
Erena(プロフ) - nさん» 読み返してもらえてるなんて嬉しいです！ありがとうございます！頑張ります！ (2021年7月7日 9時) (レス) id: c501430c39 (このIDを非表示/違反報告)
n - この作品すごく好きで何回も読み返させて頂きました。更新楽しみにしています！ (2021年7月6日 23時) (レス) id: db987529db (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Erena | 作成日時：2021年6月28日 23時
