溺愛 2【YG】 (ページ10)

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ユリが漢方の事をユンギに話してくれてるんだけど、その間うんうんって頷くものの何か考えてるような感じで、、、

どうしたんだろ、って思ってたらその目がサッと私に向いて。

「何種類かあるんだよな？」

『う、うん、、3、4種類くらいあるみたいだけど…』

「…そうか。」

『どしたの？』

「いや。コーヒー取ってくる。いるか？」

『あ、私行くよ。座ってて』

どうしたんだろ、急に。

考え込むように眉間に皺が寄ったユンギをチラッと見てからコーヒーを取りにその部屋を出て別のフロアに行くと、グクとジミナも居て。

JK「あ、ヌナ！コーヒー？」

『うん。2人は何取りに来たの？』

JM「俺もコーヒー取りに来た。ジョングギは何か付いてきた笑」

『ふふっ可愛い』

JK「恥ずかしいからそういう事言わないでください」

JM「ぶはははっ」

ボソボソっと言ったグクが可愛いくて私とジミナは笑いが堪えきれない笑

一人で行動する時ももちろんあるけど、誰かお兄ちゃん達と一緒に居る時は一気に弟の顔になって、それが堪らなく可愛くて。

コーヒーを淹れてる間、隣でチョコを食べてるグクの襟足をクシュクシュって撫でるジミナの顔はお兄ちゃんで、、見てて本当にほっこりする。

なんて思ってたら、ジミナが…

JM「ヌナ、これからまた忙しくなるけど身体無理しないでね。向こうでもライブ明けはオフの日もあるから休める時はゆっくりするんだよ？」

『ありがとう、優しいね。ジミナ達の方が忙しいのに…』

JK「俺らはスタッフさん達に頼りっぱなしだし、ヌナ達の方が大変だよ。」

『そんな事ないよ。本人達が努力してるからワールドツアーにも行けるんだよ！私達はついて行ってるだけ！』

連れてって貰ってる気分だもん笑

ユリなんて仕事で良い旅行してる気分だわって言いそう笑

でも本当に…ライブ中はまさに命懸けの様に駆け抜けてるのを見てるから、私達はついて行くんだよ。

少しでも過ごしやすい環境作りや、メイクや衣装でarmyの皆に格好良い彼らを見てもらえる様に…。

『皆こそ無理しないで、、っていうのは通用しないんだろうけど、して欲しい事あったら言うんだよ？微力だけどさ。』

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