溺愛 2【YG】 (ページ48)

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ホテルのロビーでユリと2人、コーヒーを飲んでる間に続々と皆が集まって来て…

シャワー浴びてたから最後の方に来ると思ってたユンギは思いの外早く降りて来て、私の顔色を伺ってる様に見えた。

可哀想な事したな…って自分が拗らせたの分かってるのに何で素直に謝れないんだろ…

TH「んじゃ、マネヒョンも来たし行きますか！」

JN「ヒョンはもうお腹空いたよ！5時半から起きてるんだぞ！？」

JK「年取った証拠ですね。」

JN「ぇえ！？やージョングガ～、」

JM「ちょっと喧嘩しないで！」

テヒョンの声でホテルから出て歩き出した途端に始まる貶し合い？笑

相変わらずボーカルラインはわーわーよく喋る。

それをクサズが後ろから見守って、、その後を、、、

ユンギが怠そうに着いて行く。

私とユリ、マネージャーさんはそのユンギの後ろ。

こんなに近いのにどうしていいか分かんなくて思わず無言になっちゃうのを、ユリが地図やら写真やらを見て話を振ってくれる。

一緒に居られるなら行かなくてもいい。とまで言ってくれたのに…

どんどん自己嫌悪に陥ってたら徒歩圏内のカフェレストランに着いたみたいで、ユンギの背中にぶつかるギリギリ手前で慌てて止まった。

『…っ』

「……」

その時、僅か後ろにいた私の手を…周りからは見えないようにユンギの手が絡め取った。

ユンギの表情は見えないけど、手に心臓があるみたいにバクバクしてて初めて手を繋いだ時みたいな錯覚に陥って…

ユリもそれに気付いたのか、私達の手を隠すかのようにマネージャーさんに近付いて話し始めた。

HS「わー凄いいい席だ！」

NJ「プライベートスペースって感じだな」

1番奥。

だけど開放感もあって全く窮屈じゃないその空間に案内してもらった。

その間も手は繋がれたまま。

席もユンギの隣になるわけで……ますます緊張で挙動不審になる…

「何食う？」

『え、、あぁー、』

「…食い切れなかったら俺食うから好きなの頼め。」

『あ、ありがと、、』

きっと私達の雰囲気で感じ取ってであろうホビとナムジュナは、

ちょっとぎこちない私達の会話に突っ込む事無くそのままスルーしてくれて、本当に大人だなと2人を見て反省する。

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