溺愛 2【YG】 (ページ41)

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結局…

『…ちょっと考える。』

YG「考えんの？無理しなくて良い。楽な方で。お土産だけあいつらに頼もうぜ笑」

ユンギはいつも楽な方で…と、負担に思わせない言い方をしてくれる。

だから、私もユンギが少しでも笑って貰える方を選びたい。

あ、皆で行くならユリも！！

聞いてみよ！もしかしたらナムからも聞いてるかもしれないし！

一先ず、ホテル帰って明日に備えなきゃ。

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『あ、ユンギ、先に部屋入ってて！ちょっとユリのとこ行ってくる』

YG「…早く戻れよ？」

『うん』

すぐ目と鼻の先の部屋に行くだけなのに、一瞬険しい顔をしたユンギに軽い返事をしてユリの元に。

「A？何かあった？」

『明後日の事聞いてる？観光の』

「あー！皆で行くんでしょ？私もそれAに聞こうと思ってたんだよね！どうする？あ、ユンギくん行くんでしょ？」

一気にバーッと喋ったユリに思わず笑いそうになったけど、もう遅いし長引かせたらユンギに怒られると思って話を進めた。

『それがさ、私が行かないなら行かないって。合わせようとしてくれてるみたいでね。。でもユンギだけ行かないなんてなぁと思ってユリはどうするか聞いてみようと思って。』

「なるほどね！じゃ行こ！」

『へ？…あ、うん。笑』

「え？笑ユンギくんの事考えて行く方向でも考えてたんでしょ？」

『ん。まぁ、、行けるのが良いよなーとは…』

「ふふふ。決まり！ま、マネージャーさんも居るみたいだし、もし囲まれるような事があってあの女達誰？みたいになりそうだったら離れるって事で皆にも伝えておけば大丈夫じゃない？」

『うん。そうだね。ありがと、ユリ』

「何言ってんの！せっかくの海外なんだし少しは楽しまないと！ね！！」

ユリがユリで良かったよ…

明るくて、相手の気持ちも考えて、優しい決断をしてくれる。

本当に心強い親友を持ったな…

時に姉の様なユリは、私の頬をプニっと撫でて

" また明日ね！愛してるよ！ " と言ってくれた。

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