溺愛 2【YG】 (ページ38)

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「え、ちょっと何か疲れてない？大丈夫？」

『え、全然？』

「えーなんか怪しいんだけど！昨日寝かせてもらえなかった！？」

『っ、うるさいなー。もう！ほら！行くよ！』

「くっくっくっ」

どんな笑い方してるのよ！

ホテルロビーで待ち合わせで合流したユリに1発でバレて、めちゃくちゃ恥ずかしい。

当の本人は機嫌良くリハに行ったけど…。

おかげでこっちは関節痛いし…

私の顔を見る度ニヤニヤするこの人もどうにかして欲しいけど、

どうせすぐにワインに目が眩むんだろうなぁ笑

「ちょっと！A！良い匂いする！」

『ふふっ…たっぷり時間あるから好きなだけ…いや、程々にね笑』

「何よそのシラーっとした目は！私だって大人なんだからちゃんとセーブ出来るわよ！」

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とか言って…

「あ"ー…飲み過ぎた…」

『ほらねーだから言ったのにー。部屋戻れる？』

「大丈夫～！あっ、お土産買ってこ！Aはどうする？」

『私もユンギに買ってこうかな。部屋で飲めるし』

「はぁ～、やっぱり彼氏いるっていいなー」

ラウンジのお土産を覗きながらボソッとそう言ったユリだけど、今までは気楽に1人で！って感じだったから、その言葉に少し驚いた。

何かそう思う様な出来事があったのか…

その表情からは分からなかったけど、、

まぁまたシラフの時に聞くか。

ユンギが戻って来たら飲めるようにユリが気に入ってたワインとユンギが好きなチーズを3種類買ってラウンジを出た。

若干足元がフワフワしたユリを部屋まで送って、私も部屋に戻って来た。

ユンギが戻って来るまであと2時間くらいかな…？

買ったものを冷蔵庫に入れて、明日の段取りや流れを何となく確認して…

テレビ見て、シャワー浴びて…一段落した時、

ちょうど帰って来た。

『おかえり』

「ん、ただいま。どうだった？」

『どれも美味し過ぎて食べ過ぎちゃった。ユリはひたすらワイン飲んで嬉しそうだったよ』

「そりゃ良かったよ笑風呂もう入った？」

『うん入った。ユンギも入ってくれば？お風呂上がりにワインとチーズはいかが？笑』

「え？」

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