溺愛 2【YG】 (ページ24)

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「えっ！貰っちゃっていいの！？あのホテルのでしょ！？予約取るの難しいって有名なのに！」

『2人で行ってこいって言ってくれてね？仕事の合間に取ってくれたみたい…』

「スゴすぎるよユンギくん…マジか。でも断る選択肢はない！！」

皆が撮影してる時にユンギから貰ったチケットをユリに渡すと、

驚きながらもキラッキラな笑顔を私に向けた。

皆が仕事してる間に良い思いしちゃって良いのかなって思ったけど、実際私達はそのリハにはまだ必要無くて、

現場に居ても邪魔になるだけだから…

って事で、有難く行かせてもらおうとチケットを大切そうにしまったユリ。

「せっかくだからいっぱい食べちゃお～」

『あ、ワインの種類もいっぱいあるって言ってたよ？』

「マジで！？あ～…でも昼間っからはあれだよな～、、」

『って言うと思って…これ。』

「っ！！！！」

ユリに渡しとけって最後にユンギから受け取ったワインの試飲が出来るチケット。

私は体調の事もあるから駄目だって貰えなかったけど…笑

「…本当に、、マジで、、ユンギくんって、、デキる男だね」

『私達の事をよく分かってるよね笑』

「うん…どうせ呑むんだろってね…笑」

苦笑いが出たところで皆が戻って来た。

グクとテヒョンがヌナ～！！って叫びながらジャケットを渡して来て、

ジミナは靴紐切れちゃった…なんて言ってきたけど…

私とユリ、ヘアメイクだよ？

スタイリストじゃないんだよ？

ちゃんとスタイリストさんいるんだから！！

私は顔周りの事しか分からないのよ？？

って言っても今の皆には耳に入らないんだと思うけど…

現に…スタイリストさん達が無言で衣装を回収してってるし、

もう慣れてるって感じで皆を上手くかわしていってる笑

HS「ヌナ、メイク落としたいんだけど、これ使っていいの？」

『あ、うん！ちゃんと化粧水もしてね？』

NJ「俺も貰うね」

『ん、はい。』

役割をちゃんと分かってるのはクサズだけか…？笑

「なぁ」

『ん、あぁユンギ』

「あぁってなんだよ。つか、収録居なかったじゃん」

『ユリに貰ったチケット渡してたの』