紅さすライフ2 (ページ6)

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雅人side

バイト終わり、ロビーである人を待っていた

「兄ちゃん」

一「雅人？！どうした？」

そう。僕は少し気になってたことがあったんだ

「ほんとは知ってたわけじゃないよね？」

一「ん？」

「メンズラインの立ち上がりのこと」

実は兄ちゃんに避けられてる気がした。

昼もいつも僕にも話しかけてくれるけど、今日はそんな事なくて。忙しいのかもしれないけど、だとしてもあぁやって避けるようなことをする人じゃないことを知っている。

一「そんなわけないだろ」

「だったらどうして避けてるの？なんか変だよ」

一「別に避けてなんかないよ」

「でもさ！『すみません。そろそろ行かないと社長がお待ちです。』

言葉を遮ったのはあいつの秘書

振り返るとそこには車に乗ってるあの人が。

こんな時に行くのかよ。兄ちゃん。

一「今度、ちゃんと話そう。な？」

そう言って兄ちゃんは行ってしまった

～帰宅～

洗濯物を畳んでるといつも兄ちゃんが餃子作る時に着るエプロンがあった。

あんだけ、応援してくれてたんだ

そんなわけないよな、、兄ちゃん。

信じていいよな。