紅さすライフ2 (ページ24)

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もうその後は、片付けが終わり解散ということになった。

何より、撮影が上手くいって雅人くんのメイク技術も大成功。
何もかも大成功すぎた！！

「呪いが解けたー！！！」

なーんて、私は今スキップしている笑

早く帰ってお姉ちゃん達に報告だー！！！！

「でね、雅人くんが言ったわけ。"僕、そういうの呪いだと思ってます。自分らしさを殺す呪いです"って、聞いてる！？」

お姉ちゃんはPCとにらめっこ。小夏ちゃんには頼まれてたチェキを渡したらそれと睨めっこ。

小「何回するの？その話。」

「だってスッキリしたんだもん。」

頼「スッキリ？」

「うん。男は独身貴族と呼ばれる歳でも女はい行き遅れって言われる。30を前にしたら自分の市場価値みたいなのが減ってく気がしてもそれって自分たちがおかしいんじゃなくて、そういう風に社会が呪いをかけてただけなんだ！って」

頼「確かに。言われてみれば、そうかも。」

「でしょ！？1度解けた呪いにはもう二度とかからない！！」

小「笑うれしそうだね」

「うん！雅人くんといるとさ、古い自分がアップデートされる気がするんだよねぇ。ねぇ見て！私、ブランニューなな！」

小「見てるよ〜」

「あとさ！男の人と話してると本人は無意識でもなんか下に見られてんな〜って思うことあるくない？！」

頼「ある！！！！！」

小「おぉ、姉が参戦してきた」

「けど、雅人くんってぜんっぜんそゆのないんだよね〜」

小「つまり、それってあれ？」

「ん？あれ？」

小「ななちゃんは、好きなんだね！キラキラ雅人が。」

え？好き、、、？

頼「あの、ななが好き！？！？」

小「まぁまぁ、いいじゃない！私も2人の事見ててなんか応援したくなってきたし！」

これって、恋、なの、？

小「すぐに否定しないってことは、そういうことなんだよ」

「そう、なのかな、？」

考えてみれば、確かに雅人くんといると楽しいし、色んな自分も発見できて、雅人くんの考えにも尊敬もするし、ドキドキも、、、

「そうなの、かも。」

頼「初めてじゃん、こんなの。お姉ちゃん、妹の成長に泣きそう、、」

小「面白くなってきましたね〜！」

なんて、面白がってるけどよく自分でもまだ分からない。