紅さすライフ2 (ページ3)

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「おいしいところもっていかれた…」

雅「兄ちゃん、あれって…」

『一馬さん、この後社長からお話があるそうです。』

一「わかりまし、た。ちょっと行ってくるな」

雅人くんにそれだけ残してお兄さんはどっか行ってしまった

～その帰り～

なんとも、、、うぅ、気まづい、、、

そりゃそうか

やっとの思いで掴んだイベント。

成功したと思えたのは束の間で、父親が経営をするペガサス化粧品がメンズコスメを発売。

でもこの空気なんとかしないと…

「想定外なことはあったけどこれで終わりじゃないし！実際、うちのフォロワーが急増したのは事実じゃん？？」

ブーブー

「あ」

雅「？」

「ほら！また注文入った！これからだよ」

雅「うん」

「いや、"うん"じゃなくて！こういう時こそ雅人くんの得意な地道な営業じゃん！これから販売力広げてくよ！気合い入れなっ！！」

雅人くんずっと浮かない顔してるから背中思いっきり叩いてやったわ！

雅「いった！！！！！！」

「よし、もう1回コスメショップに営業かけよう！」

雅「そうだね」

そういう雅人くんの表情はさっきとは違って、いつもの雅人くんだった。

「よーし！頑張るぞ！！！」