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翌日、早速私は交渉しに来た！！！
「メンズコスメのページでpazapaの商品を扱っていただくことはできませんか？」
佐「あぁ、、もう少し早かったら良かったんですけど…次号で新作コスメのページを担当するんですけど、もう他者の商品で決まっちゃってて…」
「あ！次号とは行かなくてもその先でもいいんです！どうですかね？？」
佐「実は私、来月いっぱいで会社辞めるんです。」
「え？辞めちゃうんですか？」
佐「地元に戻るです。もう、30だし、いい歳していつまでブラブラしてるんだ〜って両親から呆れられてて…」
「立派にお仕事されてるのに…」
佐「いや、、この仕事好きだけど仕事に命かけて上に行くタイプでもないし、まぁ潮時かな〜って！」
「でも、勿体ないですよ！」
佐「ボケ〜っとしてたら行き遅れちゃうし…あ、すみません。こんな話、、皆本さんはまだまだお若いから羨ましいです！」
「私、実は姉がいるんです。姉の話になっちゃうんですけど姉も来年30なんです。姉は研究業なのでいつ昇格できるか分からないし給料も少なくてカツカツで、そんなこんなで母に早く帰ってこーい！って姉も言われてて…でも、好きなことしてる姉は世界で1番輝いててかっこいいんです！」
佐「お姉さんが羨ましい。そういう風に思われる妹さんがいて」
「あ、いや、そういうことじゃないんですけど………だから！！鈴木さんにも諦めないで欲しいというか…正直会社がどうとか仕事がどうとか言える立場じゃないですけど、佐藤さんも好きなことしてる時が1番輝いている気がします！だからといって無理にとは………すみません……」
ひゃーーー！熱く語りすぎた、、、
佐「そう言って貰えて嬉しいです、ありがとうございます笑」
「あ、辞める前になにか必要なこととかあったらいつでも言ってくださいね！佐藤さんにはイベントの件でもお世話になってますから笑」
佐「ありがとうございます笑」
結局交渉不成立だった、、
何かほかに方法あるかなぁ〜
なんて思ってたらあっという間に夜になってしまった
「お姉ちゃん、お風呂上がったよ」
頼「あ、はーい。私も入ってきちゃうね〜」
「うん」
ブーブー
「もしもし？」
佐「あ、皆本さん？佐藤です！急なんですけどお願いがあって…」
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作者名：なな | 作成日時：2023年11月4日 2時
