紅さすライフ2 (ページ13)

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結局あの後、私はお兄さんの誕生日をお祝いする事にした。

だが、服が決まらん。。
鏡の前で服を当てようもなんか違う気が………

「違うよなぁ〜」

頼「さっきからそればっかじゃん〜」

「だって〜泣」

ブーブー

「ん？お兄さん…もしもし」

一「あ、ななちゃん？」

「どうかしました？？」

やっば、服決めてない……
待たせちゃってるかな

一「ごめん。俺、ななちゃんに会う資格ないわ。俺さ、ペガサスのメンズライン親父から引き継いだんだよ。」

「え？」

一「それ言えないままななちゃんとも雅人とも仲良くしようとして…雅人にさ最低なこと言っちゃったんだよ。多分…今までみたいに会えなくなると思う。」

「あ、でも…一「雅人はさ！今辛いと思うんだ。だから1人にしないであげてくれるかな？」

私は悩んだけど、きめた

「お姉ちゃん、ちょっと出かけてくる」

頼「どこ行くの？」

「雅人くんのとこ。お兄さんから1人にしないでって言われて、だからちょっと行ってくる」

頼「気をつけてね〜」

と言われたけど、、、、傷ついてるってことだよね

元気ないってことだよね

それなら、苦手だけど手料理でも振舞って元気つけてもらおう！
よーし、初心者でも簡単なハンバーグつくろう！

そう買い物してる時高木さんから電話が…

そして今、買い物を終え雅人くんの家の前に。

「なんか、緊張する……って何緊張してんの！元気づけなきゃ！」

ピンポーン

ん？誰も出てこない…

ドアノブに手をかけると鍵が空いてる

「入るよ〜？？」

と、入ると電気もつけずに座ってる雅人くん

「高木さんに聞いたよ〜、ペガサスに棚取られたんだって？？いや〜、参っちゃうよね〜」

となるべく明るく声をかけてみるけど応答無し。

ふとテーブルを見ると多分お兄さんに渡すであったろう、エプロンとメッセージカードがある。

きっと、渡す予定だったんだろうな…

「ほら！電気つけるよ！大手の割にはやることがセコいんだから〜！」

ここまで言ってもまだ、反応なし

「まぁ、今日は景気づけに私がいいもの作るから、雅人さんはゆっくり？待っててくださいよ！何を買ってきたかというと…じゃん！お肉！！豚肉多めの合い挽き肉！牛100にしようかと思ったんだけど財布と相談して、、まっ！牛はいってるだけでも贅沢でしょ！」

やっぱり反応なし