お嬢様の王子様《大西流星》 (ページ10)

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秘密ページ10

流「お待たせ！」

そう言うと少し汗ばんでいる流星くんがこちらに走ってきた

流「ななが何好きか分からなくて少し時間かかっちゃった笑」

なんて笑う君の顔を見て胸が弾けた私は思った

私、、流星くんのこと好きなのかもしれない。

ただ、あいつと会った矢先私がこんなふうに思えば

流星くんに危害が加わる可能性もある。

それだけは避けたい。

流「カフェラテの気分じゃなかった、？」

その声にハッとした。

「あ、ううん！ごめん！ありがとうね」

そう言って差し出されたカフェラテを受け取った。

流「僕がいない間になにかあった、？」

その言葉に甘えるように

「もう少し私に付き合ってくれる？」

そう言ってきたのは水族館。

流「ここ、、、もうやってないんじゃ、、」

「大丈夫」

そう言って私はカードを取り出し裏口から入った

流「どういうこと、？」

私は話さなきゃ行けない。

ここへ来たのなら尚更。

流星くんは戸惑っていた

そしていつも見ている大きな水槽の前に腰を掛け、隣に座るように彼を促すと彼も隣に座った

「私、流星くんに言ってないことある。」

流「うん」

今日彼に全てを話す