デート終盤 ページ9
流「あ〜！楽しかった〜！！！！！」
そんなこと言って幸せそうな笑みを浮かべる流星くん
「それは良かった笑」
流「ななは楽しかった？」
「うん、隣で幸せそうにしてる流星くん見れて楽しかったよ笑」
流「あんまり可愛いこと言わないの笑」
まただ、キュンと胸がはねるような感覚。
流星くんと居るとたまにこういう気持ちになる
これが恋なら私はどうするのがいいのだろう
そう言う流星くんの背中を見て思ったんだ
少し歩いてると
流「少し休憩しようか」
そう言って少し小さな公園のベンチをみて言う流星くん
流「ここ座ってて、飲み物買ってくる」
「あ、悪いよ。」
流「大丈夫だよ、カッコつけさせて笑」
「わかった笑」
そう言って流星くんは飲み物を買いに行ってくれた背中を眺めてると
？「なにしてんの？」
振り返ると
？「よぉ」
親が決めた相手。婚約者の今藤 雅志(こんどう まさし)だった。
雅「なに？1人て何してるの？」
私はこいつが嫌いだ
「別に関係ないでしょ。」
雅「婚約者に何いってんの？お前は檻の中から出られないんだよ。未来も決まってるんだから笑」
そう、私は父さんの同級生の子供で御曹司の今藤雅志と生まれた時から結婚することが決まっていた。
5つも上の彼はどこか傲慢で昔から好きじゃなかった
だから私は自由に恋愛してきたが、金目当てか、相手がいい人でも雅志のせいで別れさせられる結果になる。
こいつは私を道具としか思ってない奴。
雅「まぁ、なにしてもいいけどお前は俺の手のひらの上だからな。それだけは忘れんなよ」
そう言って去っていった
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作者名：なな | 作成日時：2023年9月20日 0時
