お嬢様の王子様《大西流星》 (ページ4)

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初めまして2 ページ4

大西side

気がつくと今までのことを話していた。

いつも見かけていたとは言え、名前を知り初めてあった彼女に話していてその時、やっと我に返った

流「すみません！こんな話…」

引かれたと思ってあげた顔の先には優しい顔をした彼女がいた

『いえ、話してくれてありがとうございます。自分のコンプレックスって話すのしんどいですよね。でも意外と何も知らない私みたいな人に話すと少し気が楽になりますよね笑流星さんが今まで辛いことたくさんあったと思うけど今日ここであえて良かったです』

彼女はなんでこんなに自分の気持ちを理解してくれるのだろうか…
なんだか心がスーッと軽くなった気がした

流「僕もあえて良かったです。」

ほんとに出会えてよかった

『良かったら連絡先交換しませんか？』

流「え？」

この時の僕の感情は
びっくりした

ただそれだけだった

『せっかく出会えたし、こうして辛いことも半分こにすれば少しは気持ち楽になると思うし…』

心が綺麗な人だな

こんな初対面の僕への気遣いまでしてくれるんだ

流「ほんと素敵な方ですね笑僕で良かったらぜひ」

そう言って僕らは連絡を交換した

この行動が僕らの距離を縮めるなんて思いもしなかった

～貴方side～

その後、家に帰り今日を振り返る

連絡先交換とか断られるかと思った…………

自分でもよくこの気持ちが分からない

だけど気づいたら口走ってた

焦ってとりあえずそれっぽいこと並べてなんとか交換出来たけど私大胆すぎ！！！！！！！

お金目当てで近寄ってきた男共とはどこか違う気がした

なんだろ、私にお金目当てで近寄ってくる人達がいるように、彼にも外見だけで近寄ってきて表面だけで判断してる人がいる

代理店で働いてるなんて嘘までついていつかは言えるといいなぁ

なんてことを考えていると、、、

ピロン

ん？

、、、、、、流星さん！！？？？