愛する人 ページ25
目を覚ました先には大好きな人がいた
流「なな！！！寝すぎだよ！！！」
「私………」
話しずらいと思ったら人工呼吸が付けられていた
そして私は思い出した
あの日大学で悲鳴とともに感じた痛み
大好きな人が叫ぶ声が遠ざかっていく感じ
「あいつは…………」
流「もう大丈夫だ。今、先生呼ぶからな」
そう言ってナースコールを押し、先生が到着するや否や、
両親が病室のドアを開けた
母「なな！！！ほんとに良かった、泣ほんとに、、、、、」
そう泣く母の後ろには
父「今まですまなかった。」
そう頭を下げる父。
隣を見ると大好きな人が微笑んでいた
そこで理解した
私は幸せを掴み取ったのだと。
それから半月ほど、検査やらリハビリやらで入院していたが退院できることが決まった
〜退院日〜
看「ほんとに良かったですね。毎日流星さん足のマッサージ、運動頑張ってくれたおかげですね。ななさん、ほんとに退院おめでとう。」
先「奇跡と言ってもいいでしょう。退院おめでとうございます。」
「ありがとうございます」
お迎えは両親が来てくれた。
母「今日はお祝いよ〜！！！」
父「そうだな笑」
少し前までは考えられなかった光景。
家族で笑い合える日が来るなんて……
母「さぁさぁ、家に入って！！！」
そう母に急かされドアを開けると
流「退院、おめでとう！！！！！！！！」
クラッカーの音と共に大好きな人が待っていた
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作者名：なな | 作成日時：2023年9月20日 0時
